総格・地格・人格・天格・外格・霊数

命名 今まで画数の数の意味のみを述べてきました。

次は、総格・地格・人格・天格・外格・霊数のお話です 。

① 総格

姓と名前のすべての画数の合計のことです。人生の全体を表します。一般的に晩年になるほど影響力が出てくると言われています。他の場所が凶数であっても総格が吉であれば、あまり凶にはなりにくいと言われているので、命名を考える場合はまず総画が吉数になるようすることが大事です。 霊数は加えません。

② 天格

天格 姓(苗字)の合計で、生まれた時からか決まっているので変えることは出来ませんね。家系的な運勢を表します。 吉数であれば男系で男性を中心に栄えます。 凶数であれば女系の家系となりやい傾向です。 50才以降の晩年気がどうなのかに影響があります。

③ 人格

姓の最後の下一文字と名前の上一文字の合計ことです。性格や才能を現します。20才~50才ぐらいまでの、中年期の運勢に影響があります。女性の場合結婚運も見ます。主運とも言われ、命名の中心とも言われます。 家庭・仕事・結婚運など、人格が吉数であれば性格面で良い影響が現れ、逆に凶数であれば悪い影響が現れる。人間の内面を見ます。

④ 地格

名前の合計で、幼少期から20才ぐらいまでの運勢に影響があります。親子関係や、家庭環境を表すので、凶数だと寂しい育ち方をすることがあります。幼児期は将来の対人関係への愛情に強い影響があるので愛情運などにも影響が出てきます。

人格が人間の内面を表し、地格は、他人に対する自分の印象を表す数と言われています。吉数であれば、他人から良い目で見られるので社交性に富み逆に凶数であれば、他に良い印象を与えないとなります。霊数は加えません。(一部加える流派もあります)

⑤外格

総格から人格を引いた画数です。姓の一番上と名前の一番下の文字の合計画数と言うほうがわかりやすいも。20代以降の運気です。周囲からの影響を表します。自ら選べない外的な要素ということです。

社会的信用度などに影響があるので、外格が凶数だと人間関係に恵まれず、逆に吉数ならば良い友人や配偶者、上司、先輩に恵まれるということです。「外格と人格」は同じにならないように注意します。 一字姓、一字名に霊数を加えます。。姓も名名前も一字の場合は 2 を足します。

⑥ 霊数について

一字姓や一字名の場合に足す数のことを指します。 基本的に命名は二文字以上の姓名を前提として見る方法が根底にあり、一文字の姓名においては人格・地格・外格の鑑定の際、仮数として1を加えます。

この仮数のことを霊数と呼びます。総画のみはどの流派でも霊数は加えないそうです。成人までは霊数を加えるなどと見る流派も存在するそうです。これも流派や鑑定する人によっては霊数を加えないで見る人もいるので一概にいえません。