「雷乃発声」(かみなりすなわちこえをはっす)

  二十四節気「春分」の末候で、「雷乃発声」(かみなりすなわちこえをはっす)です。

桜もそろそろ、終盤となり、雷が鳴り響く頃です。不安定な気圧配置によるり、変動の多い天候となります。そうして、大気が動き次の季節へてと移って行きます。

明日からは4月となり、新しい年度となり会社などでは、新入社員なども入ってきて、人事の移動など変化がありますね。学校はもう少し新学期が始まるのは、遅いですが、入学式もあり、みんな次のステップへ進んで行きます。

新し環境に慣れるまでは大変ですし、この春先の季節の変わり目は、体調などにも充分気を付けて下さいね。 3月~4月にかけての季節を「木の芽時」と言い、昔から精神的に一番バランスを崩しやすいと言われています。

春の安定しない気温の差で、低かった気温が急に温かくなったり、また寒くなったりということがストレスになり、自律神経のバランスを崩し、精神的に不安定になってしまうのです。昔の人は、こうした「やる気が出ないときや、疲れが取れない、体がだるい……」と感じる時は、いつもよりゆっくり休みながら過ごしていたそうです。 もともと自律神経のバランスを崩す季節に、に環境の変化が加わり、憂鬱な感情を引きおこしてしまっても仕方ありません。

自律神経は、自分自身のバランスを取っている部分。整えるにはやはり決まった時間に起き、決まった時間に食事を取り、よく眠り、適度に身体を動かすことが大切です。

効果的な食べ物は、「木の芽時」というように、「たらの芽」「にんにくの芽」「蕾菜(つぼみな)」などの芽の食材やタケノコや春キャベツなど旬なものをお勧めします。 どれもリラックス効果やストレス解消につながる栄養素を持っています。

旬のものをなるべく摂り、軽い運動を心がけましょう。 新しい季節を楽しみながら、もし憂鬱な気持ちになってしまっても、ゆっくりと心を整えていきましょう。

春の旬の食材を美味しき頂き、暖かい陽気なので、少し外に出て、ウォーキングやヨガ、太極拳などの軽い運動を加えながら、乗りきって行きましょうね。深~く、息を吸って、ゆっくりと息を吐く、腹式呼吸もお勧めです! 医院の山椒の木も芽吹いてきています♪