「大雪」の初候「閉寒成冬」(そらさむくふゆとなる)12月7日~11日頃です。
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。空は重い雲に覆われ、生き物はじっと気をひそめています。 ぐっと寒くなりました。関西でも初雪が観測されています。
12月に入り、今年の〇〇大賞の発表がされていますね~ 2017年度の赤ちゃんの命名ランキングも(株)赤ちゃん本舗から発表されています。
男の子は1位、蓮(れん)2位、悠真(ゆうま)、3位湊(みなと)です。
女の子は1位、結衣(ゆい)、2位、陽葵(ひまり)、3位凛(りん)です。 男の子の蓮は昨年に続き1位です。
女の子の1位結衣は、今年のドラマ、「コードブルー」の新垣結衣さんの影響でしょうか?前回放送された「コードブルー」は2010年の時、その時も「結衣」が首位だったそうです!ドラマの影響は大きいです。
「蓮」は単独で画数は13画となりますね。名前での画数は地格にあたります。 地格は、赤ちゃんの内面、精神面を見る場所なので、その赤ちゃん自身の性質が大きく左右されます。人生の初期、幼少年時代が反映されます。
地格が吉数であれば、幼少年時代は恵まれた環境で、のびのびと育ち、凶数であれば、苦労が多くなる傾向となります。 幼少期は大切な時期ですから赤ちゃんには是非地格の画数は吉数にしてあげて下さい。
蓮の13画は大吉数です!人気運があり、人の和を表す数字です。人気商売や芸能人などには良い数字です。蓮は「はす」とも読みます。はすの花言葉は、「清らかな心」です。良い花言葉です。蓮は1990年までは人名漢字から外されていました。命名に使いたいという要望が多くあり認められたそうです。
元々の字源が「連」の連なると植物を表す「くさかんむり」が合わさって出来ていて、「しんにょう」は立ち止まる足と、十字路を意味するところから、イメージすると名前にはふさわしくないと判断されていたのでしょうか?
でも、4文字熟語などからは (でいちゅうのはす) 「泥中之蓮」汚い環境でも悪影響を受けずに美しさを失うことなく保つ。 (れんげほうど) 「蓮花宝土」極楽のことで、蓮の花が咲き乱れた苦しみのない世界を現す。 など良い意味も含まれます。
命名に使ってあげても全然問題ないと思いますよね。 結衣は18画ですが、これは大吉とまでいかなくても、吉数です。剛気運ですから、意志強く頑固な面があります。我慢強いので少々のことではへこたれません。 結衣の結の文字は、「むすぶ」「ゆわえる」ですから、見たからに縁起がよさそうです。
「糸」と「吉」から、構成され、糸をしっかりと引き締める意味があり、「縁を結ぶ」となり、人と人が結ばれるで、良いご縁や繋がりが持てるように、コミュニケーション能力のある子に育って欲しいなどの思いを込められますね。
「衣」は「ころも」です。「ころも」をまとう。肌を隠すもの。昔の中国では「衣」ころもには霊の力が宿ると考えられていました。なので、人の霊力を受け継ぐ意味の文字には「衣」が多く使われています。
霊力とはオバケ👻の方ではなくて、親や先祖からの受け継ぐ力のことで、自らに宿っている蓄えの力のことを指します。寒い日に身体を温める意味もありますが、傷ついた心などを癒す、寄り添いの力のことでもあります。
そういう、優しさのある子であって欲しいとう思いも込められますね。 「結」と「衣」で、合わさって、優しい心で持って人とのコミュニケーションが取れれば、その赤ちゃんは素晴らしい人生を歩めることとなります。!