癌検・ワクチンについて

①再開予定の子宮頚癌ワクチンについて女子中学生を持つお母さまよりご質問がありました。

 日本産科婦人科学会のホームページ https://www.://www.jsog.or.jp/modules/news_c/index.php?content_id=52 をお役立て下さい。

 

②乳癌検診では、まず乳房の触診をさせて頂き、必要のある方には超音波検査をお勧め致します。

その結果で次回の検診間隔を早めて頂いたり、念のためにマンモグラフィを依頼させて頂く事もございます。

排卵期~高温期はホルモンの影響で乳腺が腫脹し、検査に適していません。

月経のある方は、月経開始日を1と数えて7~10日めに検診においで下さい。

また、検診月以外の毎月の月経周期7~10日めにはご自身で入浴時に自己検診をなさって下さると早期発見につながります。

自己検診の方法はパンフレットをお渡しし、お教え致します。

 

③子宮頚癌検診は、腟鏡で子宮頚部 (子宮の入口) を露出させて綿棒で細胞を採取します。

しっかり声をかけさせて頂きながら施行致しますので、(リラックスして頂いていれば) それほど痛みを感じる事はありません。

前癌の状態で発見できれば治療も比較的軽くすみますので、毎年同じ頃におやり下さい。

他の癌の好発年齢より若い20才~30才台に増加傾向があります。

無症状でも子宮筋腫を合併されている方は半年に1度、卵巣腫大を指摘された方は3か月に1度ご来院下さい。

不正出血や腹部膨満感が出現する場合はできるだけ早くの受診を御願いします。