不妊症とは
ご夫妻の間に単身赴任や未完成婚の家庭的原因はございませんか?
(未完成婚については、カウンセリングいたします。)
以前までは、健全なカップルが2年以内に妊娠しない場合を不妊と定義されていました。
しかし、昨今、女性の晩婚化やキャリア形成指向、その他の理由により女性の妊娠する年齢が上昇する中、不妊の定義が2年以内から1年以内と変更されております。
女性がより早期に適切な不妊治療を受けることは、妊娠につながる可能性が広がります。
不妊の原因は個々皆違います。
不妊症、即体外受精と考えるのは間違っています。
不妊症の基本的検査を行い異常が見つかれば、治療後に産科婦人科学会のガイドラインに従って、不妊治療を行いましょう。
(ご夫婦の年齢や同居期間の長さによって、6ヵ月~1年で検査の開始をおすすめします。)
不育症とは
妊娠は成功するものの、2回以上の流産を繰り返す場合を不育症といいます。
不妊検査について
・基本検査 - 基礎体温、骨盤内感染症、卵管検査、性交後検査、内膜検査、精液検査
不妊治療について
・内膜症治療、腹腔鏡治療(卵管鏡)
・子宮内受精、体外受精、顕微授精
・食餌指導
不育症検査について
・染色体を含む名種血液検査
・子宮鏡検査
不育症治療について
・薬物治療
・漢方治療(男女)
・手術治療
治療の流れについて
最小限の系統的な基本検査を行い、異常のある部分のみレベルアップして精密検査・治療をします。
必要な場合には、早い段階で体外受精・顕微授精をお勧めすることもありますが、基本的には十分な不妊治療を一定期間され、なお妊娠に成功されない方に、体外受精・顕微授精のご案内をしています。
不育症(習慣性流)については、すべての原因がわかっているわけではありません。
原因が見つかり、治療することで7~8割前後の効果がみられます。個別に相談いたします。