「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)

「楓蔦黄」(もみじつたきばむ)霜降 末候 11月2日~6日頃
もみじや蔦が色づいてくる頃。葉の色が赤色に変わることを「紅葉」と呼び、銀杏のように黄色に変わることは「黄葉」と呼びます。最近は、秋晴れで過ごし

命名のお話は次は、五行三才についてです。五行論を活用した命名の方法です。
三才とは天格、人格、地格を指し、この三格をを五行に置き換え、その五行の性質から、相生の関係か、相剋の関係か、比和かを判断していきます。三才五行の考え方は命名の時に、重要な部分になりますので必ず確認して下さい。

命名では、

①画数の確認

②呼び名

③陰陽配列

④三才五行

⑤生年月日での季節やその赤ちゃんの個性の判断

この五つを確認すれば、大体問題なく命名が出来ます。あとは、漢字の持つ意味などを調べて、赤ちゃんの名前に使っても問題ないか?を確認してあげて下さい。漢字本来の意味です。

例えば、「亜」と言う字。良く女の子に使われていますよね。成り立ちは貴族などを埋葬したお墓の形を表したものです。又、建物の土台を表現するので、「上から押さえられている」として「次」「二番目」という意味があります。

ですから、本当は命名には使わない方が良いとされている文字です。でも、その文字の特徴を生かして、「謙虚」に「陰で支える側」に「二番目でいいいからおしとやかに」などの親の思いがあれば、使うのはありだと思います。

「絢」の文字は「豪華絢爛」の四字熟語に使われるなど、「上品で華麗」「高貴」をイメージしますが、中国の論語の中に「素を似て絢となす」とあり、「素のままの自分に化粧をする」となっています。

これは、「常に自分を磨く」「綺麗な心を心がける」など、徳を積まなければ、どんなに綺麗に着飾っても本当に美しはなれないヨッ!という意味です。

様々な思いで、お父さんやお母さんは命名すると思いますが、名前に込められた意味を伝えてあげられるような命名であると良いと思っています。

今日はこの5つの中の、三才五行の説明です。↓

とりあえず、図で表すと上記のような感じです。

天挌が、姓の部分です。

人格が、姓の最後の漢字の画数と名前の最初の文字の画数を合計したものです。

地格は名前の文字の画数です。

数字にも五行があります。

この三つが木火土金水のどれになるかを見ます。

数字の五行は以下の通りです。

1木(1,11,21,31,41など)
2木(2,12,22,32,42など)


3火(3,13,23,33,43など)
4火 (4,14,24,34,44など)


5土(5,15,25,35,45など)
6土 (6,16,26,36,46など)


7金7(7,17,27,37,47など)
8金8(8,18,28,38,48など )


9水9(9,19,29,39,49など)
0水 0(10,20,30,40など )

大まかな見方を今日はお話しました。これから、もっと掘り下げてお話していきます~2017年11月02日