立冬の「山茶始開」(つばきはじめてさく)立冬の初候ですね。11月7日~11日頃です。
よみは「つばき」ですが、この頃咲くのは「さざんか」ですよね…と思い調べたのですが、どっちも同じツバキ科ツバキ属ですが、咲く時期が少し違うようです。
「つばき」は12~4月で、「さざんか」は10月~2月だそうです。よく似た花なので、間違いそうですよね。花ごとボトンと落ちるのが「つばき」で散るのが「さざんか」と覚えている人も多いのではないでしょうか?
雪の季節に咲きそうなイメージですが、皆さんはもう見かけましたか?今日も秋晴れの良いお天気です!
先日の三才五行の続きですが、和歌進二は、木土火の並びの例でしたが、これは良い並びではありません。これを説明するのにまず五行論のことから…
五行論とは、何度も話していますが、五行とは、「木・火・土・金・水」の五つの要素から成り立つものです。それらがお互いに影響しあって宇宙が成り立っているという考えです。この五つの要素にはそれぞれの性質や意味があります。
木は、青(緑)・東・春・肝臓・喜・青龍・仁(情け深く、思いやりの心を持つこと)
火は、赤・南・夏・心臓・楽・朱雀・礼・(制度・儀式・作法等のこと)
土は、黄・中央・土用・脾臓・怨・麒麟・信(嘘を言わない、人を疑わない)
金は、白(金、銀)・西・秋・肺臓・怒・白虎・義(道理にかなったこと)
水は、黒(青)・北・冬・腎臓・哀・玄武・智(物事をよく知り、わきまえていること)
などと、なっています。木は青(緑)となっていますが、小池百合子都知事がグリーンをご自分のカラーに使っていますよね。
これは、小池氏が五行論をご存知なのかどうかは分かりませんが、五行論や生年月日の四柱推命などから判断すれば、ラッキーカラーにあたります!
イメージ戦略にカラーを使っていると言われていますが、案外こういった目論見も含まれているかも知れません…政治家は占いがお好きと聞きますし、小池氏は女性ですから(笑)と、
話しがそれましたが、あと木は、東で青龍、火は、南で朱雀、金は、西で白虎、水は北で玄武とありますが、奈良県明日香村の高松塚古墳のキトラ古墳で有名ですね。
これは、その各方角を守る守護神で「方位の四神」と呼ばれています。
☟こんなのです。見たことありませんか?これ、子どものTシャツの柄(笑)
五行論を理解していただいたら、次回はその関係をお話します!
2017年11月07日