「地始凍」(ちはじめてこおる)

「地始凍」(ちはじめてこおる) 立冬 次候 11月12日~17日頃
冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、夜は冷え込みがいっそう厳しくなるそうです。どうでしょうか?まだ、暖かいですよね!

和歌山は温暖な気候なので住みやすいです。北海道の方と、ひと月に一度はやり取りするのですが、いつも気候のお話で、全然違う環境で驚くことが多いです。もう、積雪が20㎝もあり、雪との闘いだそうです。和歌山はちょっと雪が降ると大騒ぎです…

五行論の続きです。

相生
木が火を生じ、火が土を生じ、土が金を生じ、水が木を生じ、という関係により、エネルギーの質的・量的変化が起こることを言います。
水が木を生じることにより、水は減力します。その分、木は強められています。
相剋
木は土を剋し、火は金を剋し、土は水を剋し、金は木を剋し、水は火を剋します。このことで、木は土を剋することで減力し、土も剋され弱められるのです。
これが相剋です。
比和(幇)
木と木、火と火、土と土、金と金、水と水、同じ五行が重なると互いに助け合う比和という関係になります。
この3つの関係が、五行三才の基本になっています。

先日の「和歌進二」さんは、木土火の関係で、凶となっています。これは人格から見て人格が土、天挌が木となり、土の養分を木に吸い取られる形となり、目上の人とトラブルありと見ます。

人格から地格を見ると、火が大地を温める組合せなので豊かな才能と実行力で大発展となるのでが、天格の関係から目上の人に抑えられ、発展できないとなってしまいます。この関係を見るのは少し、複雑なので表にまとめたので、☟を参考にして下さい。

木行の表から

木木木
大吉
木火木
大吉
木土木
凶 
木金木
凶 
木水木
大吉
木木火
大吉
木火火
大吉
木土火
凶 
木金火
凶 
木水火
凶 
木木土
吉 
木火土
大吉
木土土
凶 
木金土
吉 
木水土
吉 
木木金
吉 
木火金
吉 
木土金
吉 
木金金
凶 
木水金
吉 
木木水
大吉
大火水
吉 
木土水
凶 
木金水
吉 
木水水
凶 

次は、火行です。これから順番に五行の表を載せて行きますね。
2017年11月12日